
こんにちは。
ペットシッターパートナーの管理人、エリーです。

突然ですが、みなさんは
「ペットシッター」
をご存知ですか?
- 「言葉は知っているけれど、利用したことはない」
- 「興味はあるけれど、家に入ってこられることに抵抗がある」
そんな方も多いかもしれませんね。
今回は、「ペットシッターを利用したことがない」という方に、
- ペットシッターは、どんな人が利用しているの?
- 利用するときは、どうすればいいの?
という疑問に答えながら、実際に利用するときの流れをご紹介していきます。
ペットシッターの必要性を感じたできごと

小さい頃からずっと犬と暮らしてきた私も、実はペットシッターを利用したことがありませんでした。
それは、きっとこんな理由があったのだと思います。
- ペットシッターというお仕事をよく知らなかった
- 自宅近くにペットシッターがいなかったし、利用している人もいなかった
- 留守中、家に入ってこられることに抵抗がある
- どんなペットシッターが来るのか不安
- 利用料金が高そう
その後、子どもの入院と愛犬の介護が重なるという現実が、私にふりかかってきました。
午前中は、愛犬のお世話がメインです。
- お湯でふやかしたフードをスプーンであげる
- 膀胱を圧迫して排尿させる
- 床ずれ防止で体勢を変える
など、いろいろと介助が必要な状態でした。
その後、子どもの食事を作って10時に家を出発し、車で2時間ほどの病院へ。
病院で20時まで子どもに付き添ってから、22時頃に帰宅する毎日です。
ありがたいことに、私の両親が愛犬の様子を見に毎日通ってくれましたが、もし両親のサポートがなかったら・・・。
私が「ペットシッター」というお仕事の必要性を感じた、大きなできごとでした。
どんな飼い主さんが利用している?
実際にペットシッターを利用するには、いろいろな理由があります。
飼い主さん側の事情・ペット側の事情それぞれで、具体的には下記のようなケースです。
- 愛犬や愛猫に持病があるので預けられない
- 神経質なのでペットホテルを利用すると体調を崩す
- リラックスできるわが家でお世話をしてほしい
- 出張や法事などで家をしばらく留守にする
- ペットホテルがいっぱいで預けられない
- 飼い主さんの体調不良やご家族の入院
- 外出する間だけ介護している愛犬や愛猫をみていてほしい など
こうした「いざというとき」にお願いできるペットシッターがいることは、飼い主さんにとっては1つの安心材料になりますよね。
その場になって慌てずに済むよう、頼れる場所をぜひ見つけておいてくださいね。
ペットシッターを利用する際は、下記がおおまかな流れです。

それぞれ、詳しく見ていきます。
① 利用前にまずは「問い合わせ」
まずは、SNSやメール、電話などで問い合わせをしてみましょう。

ペットシッターは、1人ですべての業務行っていることが多いです。
散歩などのシッティング中、車で移動中など、電話に出られないこともあります。
電話の場合は、留守電にお名前と電話番号など、連絡先を残しておくのがおすすめです。
- 氏名(はじめての利用か、2回目以降か)
- 住所(住んでいる地域がシッティングの対象かどうか)
- ペットのお世話をお願いしたい日程(年末年始やお盆などの繁忙期は空きがないことも)
② お世話する内容の詳細を決める「打ち合わせ」
問い合わせをしたら、ペットのお世話(シッティング)当日より前に、「ペットがいる自宅」で打ち合わせを行います。
シッティング当日の1週間ほど前に行うことが多いです。
打ち合わせ内容
具体的に相談する内容は、以下のような項目です。
- ペットの名前や年齢
- 健康状態(服用している薬などがあるか)
- 性格(警戒心が強い、人見知り、どんな遊びが好きかなど)
- 食事の保管場所や普段のあげ方(アレルギー、ご飯は小分けにしてあげるなど)
- 散歩が必要な場合はそのルートや時間(いつも散歩するルート、相性の良くない苦手な犬など)
- ご近所さんやお友達に会ったときにどうするか(ペットシッターにお願いしていることを知られても大丈夫か)
- 鍵の預かりの相談(飼い主さんが不在のときにお世話する場合)
- かかりつけの病院(体調が急変したときのため)
- お世話の報告をどうするか(写真をLINEで送るなど)
なるべく普段と変わらないスタイルでペットが過ごせるよう、できる限りの項目を確認して相談しましょう。
打ち合わせのときに意識しておくこと
大事なペットを預けるための打ち合わせです。
「忙しいから」と簡単に済ませず、時間を割いて伝えるべきことを伝えましょう。
ペットシッターとしても「安心して利用してもらいたい」という思いから、60分以上時間をかけて打ち合わせを行うことも多いです。
- 気がかりなこと
- 具体的な希望
など、打ち合わせまでに整理しておき、遠慮なく伝えましょう。
利用料金の形態もいろいろ
ペットシッターの利用の料金については、打ち合わせの際に支払うケースが多いですが、それぞれのペットシッターで異なります。
- 打ち合わせの際に現金で支払う
- 後日、銀行口座からの引き落とし
- 当日現金払いのみ対応
- クレジットカードで事前に支払い
などがありますので、詳しくは利用予定のペットシッターに、事前に確認してみましょう。
③ シッティング(ペットのお世話)当日は打ち合わせ通り
当日は、打ち合わせ時にお話ししたお世話をしてもらいます。
飼い主としては、留守中のペットの様子が気になるところですよね。
ペットシッターがお世話しているときに、写真を撮って送ってもらうなどの希望があれば、打ち合わせ時に対応可能かどうか相談しておきましょう。
お世話当日に緊急で連絡がある場合もある
- 体調不良(歩き方がおかしい、震え、ひどい下痢など)
- ケガ など
留守中、ペットの体調不良などで、ペットシッターから緊急の連絡がくる可能性もあります。
飼い主が海外にいるなどで連絡がつかない場合、ペットを病院に連れていくこともあります。
④ 後日の対応は鍵の返却
当日のシッティングが無事終了すると、後日下記の対応に進みます。
鍵の返却(鍵をペットシッターに預けた場合)
ペットシッターに鍵を預けた場合は、後日鍵を返却してもらいます。
「郵便ポストに入れておいて」と依頼する飼い主さんもいるようですが、下記の理由によりおすすめしません。
- 鍵の盗難被害
- 交通トラブル(飛行機のトラブルは、帰宅が数日後になることも)
- 地震などの自然災害(ペットの安全を確認しに行くことができなくなる)
こうした事態に備えて、鍵の返却は帰宅後の在宅時にしてもらう方法が安心です。
定期的な利用がおすすめ
ペットシッターを利用したことがない方も、おおまかな流れを知ることで「ペットシッターがどんなものか」なんとなく想像できるようになったのではないでしょうか。

1カ月に1回、3カ月に1回など、普段から定期的にペットシッターを利用しておくのがおすすめです。ペットも飼い主さんもペットシッターと面識ができますし、普段の様子を知ってもらえ、急な利用時でも安心につながります。

まずは、お散歩代行からでも!
いきなり留守中のお世話を頼むのは、まだハードルが高い・・・という方には、飼い主さんの在宅時に、お散歩代行という依頼をするのがおすすめです。
愛犬が飼い主さん以外とお散歩する、貴重な姿を見たい方は、シッターと一緒にお散歩するのももちろんOK!
散歩中の様子を見ることで、どんなシッターなのか、ペットとの相性はどうかもチェックできそうですね。
いざというときに頼れる「ペットシッター」。
ぜひ選択肢の一つとして考えてみてくださいね。
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