犬の気持ちがわかる?カーミングシグナル

カーミングシグナル改訂版アイキャッチ ペット

私たち人間は、言葉以外に「ボディランゲージ」を使って

そのときに感じている気持ちを、相手に伝えることがあります。

上を見上げる猫

犬や猫も同じように

「カーミングシグナル」

というボディランゲージを使って、
そのときに感じている気持ちを
表すことがあるんです。

今回は、犬のカーミングシグナルには
どんなものがあるか、
そのときどんな感情をいだいているのか
いくつか見ていきましょう。

眠そうなゴールデン

あくび

エリー
エリー

犬があくびをするのは、実はこんな気持ちを伝えているのかも・・・

不安やストレスを感じている

飼い主に怒られているとき、愛犬があくびをしているのを見かけたことはありませんか。

人間であれば「あくびなんかして!」と、ますます怒られてしまいそう。

犬にとっては、怒られて不安になったり、ストレスを感じているからこそ、表れる行動なのでしょうね。

落ち着こうとしている

苦手な雷が鳴っているときや、動物病院の待合室にいるときなどに見かけることがあります。

不安やストレスを感じて、自分自身を落ち着かせようとしているのかもしれません。

プレイバウ

エリー
エリー

前足を伸ばして、おしりをあげる状態。おじぎのような姿勢のことです。

相手を遊びに誘っている

お散歩していて仲良しのお友達に会ったときなど、よく見られますカーミングシグナルです。

臆病な相手を遊びに誘うときには、プレイバウの姿勢でじっとしていることも。

顔の向きを変える

エリー
エリー

私が飼っていた愛犬は、イタズラをして怒られたときに、よく顔をそむけていました。

今の状況が不快なことを相手に伝えている

飼い主に怒られているとき、散歩で会ったほかの犬に吠えられたときなど、意外とよく見るしぐさです。

「不快だからやめて」と、相手に伝えています。

もし目の前でこのサインをされたら、今やっていることをすぐやめましょう。

サインに気付かずやり続けると、怒ったり嫌われたりすることも・・・

相手に落ち着くよう促している

イタズラをして怒られたとき、私の愛犬はきっとこういう思いだったのでしょうね。

体の向きを変える

エリー
エリー

このカーミングシグナルも、お散歩中やドッグランなどでよく見られます。

威嚇されている状況を回避しようとしている

「ワンワンワン!!」と吠えられている犬が体の向きを変えたとき、「ぼくはヤル気ないんですけど・・・」と、吠えている相手に伝えています。

相手に落ち着くよう促している

ドッグランのように、犬がたくさんいる状況ではよく見られるカーミングシグナルです。

興奮している相手に伝えることも。

ぜひ観察してみてくださいね。

鼻と鼻をくっつける

エリー
エリー

鼻と鼻をツンツンとくっつけるしぐさは、ほほえましいですね。

「敵意はないですよ」

人間でいう会釈のような、友好的なサインです。

ただし、鼻と鼻をくっつけている時間が長いときは要注意!

ケンカがはじまる直前のシグナルなので、すぐに離して距離をとりましょう。

鼻をなめる

エリー
エリー

ごはんやおやつ以外で鼻をなめるのは、こんな気持ちなのかもしれません。

緊張している

例えば・・・

飼い主さんが、ペットシッターに愛犬のお散歩をお願いしたら、散歩中に愛犬がしょっちゅう鼻をペロペロしていた。

こんな状況だったら、「緊張しながらお散歩していた」ということになりますね。

相手を落ち着かせようとしている

飼い主さんに怒られているとき、愛犬が鼻をペロペロしていたら、「わかったから、もう落ち着いて」と伝えていますよ。

愛犬の心の声に耳を傾けてあげてくださいね。

笑顔に見えるスピッツ

  いかがでしたか。

  犬のカーミングシグナルには
  ご紹介したもののほかにも
  いろいろなものがあります。

  カーミングシグナルを知ると、
 「こんな気持ちだったんだ」と
  愛犬のことをより深く
  理解できるようになりますね。

エリー
エリー

いろいろなカーミングシグナルを知って、愛犬との絆を深めていってくださいね!

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